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ジョン・ヴァードンの「数字を一つ思い浮かべろ」を読み終える※ネタバレあり※ [本]

数字を一つ思い浮かべろ

タイトルが面白そうだったので読んだけれども、まわりくどい夫婦の会話が退屈。
思った事を全部口にしたら夫婦生活は破たんしてしまうし、どちらかが我慢をすることが大事なんだろうけれども、それならそんなに夫婦のやりとり出さなくてもいいのにと思うけれども、鋭い観察眼の妻が夫の事件に関する話から、謎解きのきっかけを与えるから会話が無いと物語は進まない。


ネタバレあり








大きなトリックは二つ

一つ目
「1から1000までの数字を一つ思い浮かべろ」と書かれた手紙を読んだ者が思い浮かべた数字「658」
同封の封筒の中に書かれていた数字が「658」

二つ目
雪の中の足跡が突然途切れている。
空中を移動しない限り、そこから立ち去る手段はない。


一つ目のトリックは、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。
1000人に手紙を送れば658と思い浮かべた人もでてくる。
小説内では詐欺の手口と同じと書かれていた。438ページ


二つ目のトリックは、靴底に前後が逆の靴底を取り付けて歩く。
前向きに歩いても、足跡は後向き。
犯人の辿った道は逆だった。雪が降り始める前に居た場所から、雪が降り出した後に移動しはじめたので、消え去ったようにみえていただけ。



物語はひとつの殺人が、実は連続殺人だったと接点が見えてくる。
現場に残されていたものが、次のターゲットの殺害現場を指し示す言葉になっている。
なんの接点も見えない被害者に繋がりが見えてきて、犯人へたどり着く。

犯人は、小切手の送り先になっていたセキュリティ会社の男。
小切手の中身を観る事が出来る立場にいるのは、この男か郵便局員しかでてこないから、郵便局員だったら驚きだったけれども、そうではなかったので驚きはなかった。

動機は幼少期に酒乱の父親が母に暴力をふるい脳障害をおった事。
アルコールでの問題を抱えている、抱えていた人間をセキュリティー会社を運営する上で、手に入れた情報から数字を当てる手紙を送る。
受け取った側は、数字を当てられて、後ろめたい過去の行いを知っている人物から要求された通りに小切手を送り返す。小切手には名前と住所が書かれているので出向いて殺す。


話は、主人公の元刑事の視点のみで描かれているので、複雑に絡んでいるようだけれども、まっすぐに進んでいくので展開は読みやすくて面白い。




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