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BSフジで映画「ライフ」を見る※ネタバレあり※ [映画]

映画「ライフ」
火星で収集したサンプルに生命体を発見。
国際宇宙ステーション内で生命体の観察開始。
成長し人に襲い掛かってくる。

そんなSFホラー映画。
日本人の真田広之が出演している。

面白かった。
後味の悪さと絶望感で迎えるラストだったけれども。

ホラー映画はそれでもいいんじゃないかと思う。
エイリアンみたいなアクション映画であれば、勝利して万歳!で終わったほうがいいけれども。
エイリアンも完勝では終わったシリーズはなかったような気もするけれども。




ストーリーは、宇宙船で成長する火星の生命体。

最初は、薄いヒトデのような形。
第二形態でタコの足だけ。
第三形態になると頭が形成されて、ヒトデのような羽をまとったタコのようになる。顔は花のつぼみのようで、全部が口のようである。花のような美しさはなく鋭く恐怖心を植え付ける顔というか頭。

研究員のミスでラボの酸素濃度が低下。
生命体は冬眠状態になる。
電気ショックを与えると目覚めて研究員に襲い掛かる。
すごい力で締め付けて手を粉砕。
ゴム手袋付きの箱みたいな飼育箱を電気ショックをあたえた金属棒を使って、手袋部分を突き破りでてくる。焼却装置で燃やそうとするが逃げまわり6人中1人目を殺害。

焼却装置が点火したまま火災報知機に触れて作動。
その隙間から研究室から逃げ出す。


2人目の犠牲者は、生命体によって通信が遮断。
船外の冷却触媒を修理にいった飛行士に取りつく。
女性飛行士は船内に戻らずに船外に留まったまま仲間を助けようとして絶命。
ISS安定させる噴射坑から船内に戻ろうとする生命体を噴射で飛ばそうとするが失敗
ISSは燃料を使い果たす。


船内に戻ってきた生命体。
空気を遮断して息の根を止めようと、船員たちは一か所に集まり空気を抜いていく。
作戦は成功かと思われたが、いつの間にか船員に取りついていて失敗。
3人目の犠牲者。
ここで真田広之だけ別の場所へ逃げてしまった。
次は彼が犠牲になってしまうのか。


そうだった。
4人目は真田広之。
ISSに接近してきてロシアの宇宙船ソユーズ。
ドッキングした後も加速を続ける。
生命体を発見した時、地球に持ち込まないように指示がでていた。
万が一、生命体の隔離に失敗した場合、ISSを宇宙空間へ追放する。
しかし、その情報は共有されておらず、助けが来たと思った真田はソユーズドッキング地点へ。
開かないソユーズを強引に開けようとするが、生命体に襲撃されてしまう。
強引な開閉にソユーズは不安定にあり、ISSを破壊しながら脱落してしまう。


軌道がそれてしまってISSの地球の大気圏突入、墜落まで36分。
残った2人。
最後の作戦は、救命艇で脱出。
救命艇は一人乗り。
一人は、ペンライト(今はサイリウムっていうのかな)のような酸素発生器をもって生命体をおびき寄せる。酸素を欲する生命体はペンライトに酸素切れまでまとわりつく。
生命体を救命艇に乗せて手動操縦で地球を離れる自己犠牲の作戦。
もう一人は、地球へ帰還。

救命艇に生命体を誘い込むことに成功。
地球帰還の救命艇が先に発進したことを確認し、地球外へ発進。
ソユーズ追突でできた破片にぶつかり軌道が逸れる。

ここでもしかして、逆になってるんじゃない?と思ったけれども結末は予想的中。
地球の海に落ちたのは、生命体。
近寄ってきた漁師が救命艇の扉を開けようとする。
飛行士はやめろと叫ぶが声は外に届かない。
もう一人の女性船員は、叫び声をあげながら地球外へ。


絶望的な結末だったけれども、追い詰められていく展開は緊張感があって面白かった。
宇宙から見る地球は綺麗だった。人間をターゲットにしているわけではないので、本能的に生存するための活動として襲撃しているから海中で生きていけるのであれば、ジョジョの奇妙な冒険のノトーリアスBIGが海中に落ちて海を荒らす伝説の巨大イカの正体というような話があったと思うけれども、そんな感じになるだろうな。海中で生きていけなければ人間が近づかなければ大丈夫。







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