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今日のカムカムエブリバディは主題歌後回し [テレビ]

多くの場合は最終話に主題歌後回しになるけれども、前作のおかえりモネでは後回しが途中にもあったけれども、今月から放送開始された「カムカムエブリバディ」は早々に主題歌後回し。

それが素晴らしく良かった。
優しい世界が展開されるドラマ。
温かい家族に愛されて育った安子も家族を愛している。
父親から砂糖販売会社の次男とのお見合いを勧められる。
そんな家のために好きな人への思いを断たなければならない状況を受け入れ、けじめをつけるために岡山から大阪へ会いに行く。稔と映画見て食事して散歩して寒いからと彼はコートを掛けてくれて。時間になって電車で帰る。溢れる涙。

ここで主題歌が入ってくるんだけれども、優しいイントロからのAIの声がいい。よく響く情感豊かな歌声が素晴らしい。

涙があふれる安子。駅につい席から立ちあがると稔がいる。
どうして泣いている?安子ちゃん何があった?

この展開には驚いた。
安子を演じる上白石萌音は清らかな心、純情な14歳からこのシーンでは15歳だったかなを好演。
稔を演じている松村北斗も素晴らしい好青年。ジャニーズにも昭和の好青年を演じられる人がいるんだな。

おかねりモネは家族団らん、明るく楽しいシーンよりもちょっと影のあるストーリーで、それが晴れていく展開だったので、朝から見入ってしまう事はなかったけれども、カムカムエブリバディは見入ってしまう。これから戦争が激化していって悲しい展開になるのだろう。

タバコの銘柄が変わる、手紙のやり取りで戦争によって変わっていく社会を表現していたから、暗くなりすぎない演出があるんじゃないかと期待。

主演女優は三人体制で、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈。
このまま上白石萌音でいいんじゃないの?母親、祖母役は厳しいから、そのときに深津絵里にバトンタッチ。川栄李奈はどんな役なんだ?

最後に、今日も安子のために良い働きをした豆腐屋のきぬちゃん。


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