翼を畳んだ小型飛行機でミサイルをかわして飛んで格納庫が爆発。オープニング前にド派手なアクションがいい。

オープニングは裸の女性が構える銃か光線のような007などがでる演出。相変わらずセクシーで良い。

カマル・カーンというインド人がインド人っぽくない。イギリス植民地だったからイギリス系インド人って事なのだろうか。秘書?の金髪細身のクリスティナ・ウェイボーンはなかなかの美人。サリーを巻き付け、ベランダからするするっと降りていくと巻き付けたサリーがほどけて降りるとセクシーなビキニ姿。

ヨガの達人たち。燃える炭の上を歩く。剣を飲む。松明でジャグリング。たくさんの釘が刺さった板に寝る。それらを駆使するアクションは面白い。アイデアはいんだけれども、あいかわらずロジャー・ムーアは動きに軽快さがない。

密林で蔦をアーアアーとスイングするボンド。こうゆうコメディもいいかもしれないけれども、ロジャー・ムーアは淡々としているからコメディも面白くない。

マグダの親分のオクトパシーは男子禁制の宮殿住まい。演じるのは第9作「007 黄金銃を持つ男」でもボンドガールを演じたモード・アダムス。メイクとかもあるんだろうけれども、はりとつやがあまりない。彼女の宮殿でミスターインクレディブルみたいな赤いタイツをきて登場する女性はサーカス衣装なのだろうけれども、マグダのような美しいサリー着てる人との差はなんだろう。練習中だったのかな。
列車の中で全裸でマッサージを受けるセクシーシーンがあったけれども、何歳なのかわからないけれども、そうゆうシーンだとなかなかの美しさ。

とはいえ、マグダのほうが美しい。オクトパシーがでてきてから、戦闘員としてちょっとした見せ場あるけれども、親分の愛する男を取るのは無理だとしても、部下に男に抱かれて宝石奪う作戦実行しちゃうんだから、たまには二人で共有というか、男子禁制のオクトパシー軍団なんだからそんな乱痴気があってもいいんじゃないかとも思った。今は無理でもこの時代なら倫理的にも大丈夫だったんじゃないのかな。