床屋へ行く。
少年時代からそこできっている床屋。
生えている方向によって乾かした時の髪の毛のはね方って人それぞれだから、その癖を知っている人の方あが、寝癖が付いたときくらいしか、セットしないので髪質を含めて理解してくれている安心感と書くと大げさではあるけれども、同じ場所で切る。

床屋では髭もそってくれる。
髭剃りは、産毛だった少年時代から、ちゃんと生えてきた大人時代になっても嫌い。
くすぐったい。自分で剃刀でやるとそうでもないけど、人にやられるのは駄目。
もっぱら電気シェーバーだけれども、耳の産毛は違う。

ここは、気持ちがいい。
産毛が剃られる時の、じょりじょりという音がもろに聴こえてくるのも含めて、気持ちがいい。
剃り終わった時のつるつる触り心地もよい。

耳の産毛は自分で剃るのは怖いから、もっぱら床屋。