イタリア人小説家の翻訳を読むのは初めて。
文庫本の帯に、ジェフリーディーヴァー絶賛と書かれていたので読む。

面白かった。
イタリア人の女優はモニカ・ベルッチしかわからないのだけど、主人公のコロンバはモニカ・ベルッチとは違うので、イタリア人ではないけれどもガル・ガドットをイメージ。
基本的に男はあんまり具体的なイメージを持って読まないのだけど、もうひとりの主人公のダンテはサッカー選手のリオネル・メッシを病弱にしたイメージで読んだ。

ダンテの育った環境が特殊だから仕方がないのだけれども、後遺症にイライラしちゃう部分が多々あり。
コロンバもPTSDに苦しんでいて、最初に自傷行為をする場面があって、重たい雰囲気で読みづらいなと感じたけれども、読み進んでいくと、それに対しても挑んでいくコロンバの戦いがあって良かった。


ネタバレあり

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