一気読みというわけではないけれども、。読み終えて記事にしていなかった誉田哲也の「ノーマンズランド」は、姫川玲子シリーズとしては、第何弾だろうか。

今作は、あまり姫川シリーズという感じがしなくて、彼女の天敵である勝俣の裏の顔がはっきりする作品。
勝俣中心でスピンオフでもよかったんじゃないかと思う。

前作では、日米地位協定絡みの事件で、今作は北朝鮮拉致絡みの事件。
時事ネタを取り込むのは良いと思うけれども、話が大きくなりすぎてシリーズ作品のファンとしては、初期の頃の事件捜査を中心にした作品に戻して欲しいなという思いもある。






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