法医昆虫学の赤堀先生シリーズの第7弾。
警視庁に部署が創設されて認められつつある法医昆虫学。
今作も死体に群がる蟲のグロテスク場面ありだけれども、冒頭に集中。

赤堀先生、岩楯刑事の襲撃されたりの展開。
虫を手掛かりにして犯人に迫っていく赤堀先生と現場検証、聞き込み捜査から犯人に迫っていく。
そんなに虫からの情報が役に立ったという感じではなかったけれども、そっちからだけでも犯人に迫れるんだって事を見せられた。

岩楯刑事の捜査は、嗅覚が鋭すぎる特殊能力の容疑者がでてきたりしたけれども、別々の道を進んでいてそれが交わった時に危機がやって来る展開が良かった。

今作でも赤堀先生の無邪気な様子は面白いし、熱い説教も良かった。
益々魅力増しの赤堀先生。

岩楯刑事の相棒になった所轄の深水刑事。
捜査一課への推薦を岩楯刑事にお願いしていたし、それを受けていたので次作からレギュラーなのかな?でも、捜査一課の刑事同士でコンビを組んで捜査はしないだろうからないか。
過去に2度だったか?メモ魔の刑事さんも良かったけれども、深水刑事も憎たらしいけど憎めない優秀さがあって良かった。