テレビで映画は見たけれども、そんなに面白かったアクション映画ってわけではなかった印象なのだけれども、何を読もうかなぁと思ったらウィキペディアの「このミステリーがすごい」のランキングを見る。

そこにあったのが「極大射程」
ネットで見ても、結構評判が良いし、映画より断然面白いってのも多い。
シリーズ作品だし、面白ければ次々と読んでいけて、次は何を読もうか考える必要もない。
新たな作家に出会う機会を失ってしまうけれども、面白いのを読んでいればそれいい。

そう。極大射程は面白い。
硬派なヒーローのハードなアクションの小説を読むのははじめて。
アクション映画の原作を読むのも初めてのはず。

銃の知識は皆無だけれども、小難しい事は良く分からなくっても、薀蓄満載だったりするわけではない骨太な文もいい。

アクションシーンから最後は裁判での逆転。
映画は裁判シーンあったか?そんな記憶ないんだけれども小説の方が面白いってのは間違いなかった。
なにを考えているのかよくわからないボブに振り回されるニックのような感じで読んでいけるのがいい。

ネタバレあり


極大射程 上 (扶桑社ミステリー)


極大射程 下 (扶桑社ミステリー)