ＡＸＮで放送が開始された「パーソン・オブ・インタレスト シーズン5」
最終話は、私には残念。
世界を救うというフィンチとマシーンとジョンの世界は終わってしまった。
今シーズンでは終盤で、ルートが殺されてしまう。
ライオネルは生き残る。
ショウは、捕まって脳内シュミレーションを繰り返され、現実と仮想のはざまにいるが、施設から逃げ出す。
南アフリカだったけれども、ニューヨークへ戻ってくる。
この放送回は、ショウがジョンを射殺したりと驚きだった。結果は仮想現実だったということだったけれども、ファイナルシーズンだから主要キャラクターが死んでしまっても不思議じゃないから。
サマリタンとの決戦。
圧倒的に強いサマリタンにシミュレーションで太刀打ちできないマシーン。
サマリタンを停止するためには、全世界のコンピューターを機能停止にするしかない。
すなわちマシーンも停止するしかない。
フィンチは、ＮＳＡに乗り込んでウィルスを仕込む。
サマリタンは自己防衛で逃げる。サーバーを直接攻撃するために、乗り込んだのは連邦準備銀行の金庫内。ウィルス仕込んるときに撃たれるフィンチ。
サマリタンは衛星に逃げようとするが、それを阻止するためにミッドタウンのアンテナにウィルスを仕込まなければならない。しかし、そこにはサマリタンがミサイルを撃ち込んでくるから逃げ切れずに死ぬしかない。
フィンチはジョンを金庫に閉じ込めアンテナへ。
ウィルスを仕込もうとしたとき、異変に気が付く。
衛星の軌道に届くのは隣のビルのアンテナ。
そこにはジョン。
ジョンはマシーンと約束をしていた。
フィンチへの大きな借りを返したい。
ウィルスを仕込むが、サマリタンの追手と銃撃になり撃たれ倒れる。
ミサイルが撃ち込まれる。
マシーンとサマリタンの決着は？
はっきりとは書かれていない。
マシーンは再起動して公衆電話に電話をかける。
電話に出るショウは笑顔をカメラに向ける。
フィンチは元恋人の元へ。
ライオネルは、喫茶店でコーヒーのお替り。
マシーンが再起動したってことは、きっとサマリタンも再起動しているだろう。
マシーンが、人の死について考える。
人工知能が人間味を持った存在になる。
人を助けるという部分では、サマリタンも同じ。方法が強引で人間の自由意思を尊重しないって部分が違う。そこが大きな違いではあるんだろうけど「大を救うために小を捨てる」のは良くない。「大も小も救う」のが良い。だから、ジョンは死んで欲しくなかった。死んだ場面は描かれてはいないんだけれども、生きてるってことはないだろう。誰かの記憶に残れば、その人は本当の意味で死んではいないとマシーンは言っていたけれども、感情を見せ合うのが生きてるってことじゃないか。