最近、BSで映画を見ることが多くなってきた。
テレビが総集編、傑作選みたいなのが多くて面白くないし、報道はコロナばっかり。
さて、ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!
さっぱりしている。ネイビーシールズだから米海軍の特殊部隊が活躍するアクション映画化と思いきや、それは最初の30分のみ。ラストで盛り上がってくるのかなと思ったらあっさり解消で結末。
ネタバレあり
ナチスがフランスから奪った金塊をボスニアの村の金庫に隠しにくる。
その事実を知る住民を虐殺。ひとりの少年が逃げる。そこへ助けに来た軍は村の近くのダムを爆破し村もろともナチスを倒す。
その少年の孫娘は金塊の話を聞いていてダム湖を調査し発見。
しかし、内戦中のボスニアのダム湖は敵軍内(敵というのはNATO軍から見て敵という事)。
時代は進んで、内戦のボスニア。
敵の将軍を極秘にさらってくる計画。
マスメディアの取材を装って潜入して将軍を眠らせることには成功するが、その先で計画変更する事態。
戦車に乗り込んでボスニアを走りまわるけど逃げ切れず。橋の上で挟み撃ち。逃げ道は川の中って事で橋から戦車でダイブ。潜水具を持ち込んでいたネイビーシールズは水中で戦車から降りて逃げ切る。
上官から大目玉。しばらく待機と怒られちゃう。
そんな時、祖父の金塊の話を信じていた女性はNATO軍のネイビーシールズと恋仲になっていて協力を持ち掛ける。
湖底に沈んだ金塊は、大量の酸素を持ち込み、銀行と隣接する協会上部に空気だまりをつくり、そこを拠点にして壁と金庫をぶち抜く。
しかし金塊はなくって残念かと思いきや、ラテン語の文字が反対にはめ込まれた壁を壊して進むとあった金塊。
1500ドルの金塊が2000本。
3億ドルの金塊を網で包んで四隅をパラシュートにくくりつけ、パラシュート内に酸素を入れて浮上させ、ヘリコプターで持ち帰る。
金塊を包んでる時に、敵軍の襲撃。
湖面から錨にくくりつけた手榴弾を投下され爆破。
手榴弾が水中でも爆発するとは知らなかった。
金塊をあきらめることはできないので浮上。
最初の30分の戦車アクションからずっとアクションなしが続いていたので、放送時間残り30分くらいになってここからもうひと暴れあるのかと思って期待。
ロケットランチャー向けられて発射を合図にラストの見せ場があるのかと思ったら、NATO軍のヘリコプターから掃射で敵殲滅。
3億ドルの金塊は無事回収。
上官に内緒にしていた作戦がばれてしまって、大目玉をくらうけれども、これは良い宣伝になるって事で、ナチスに奪われた1億5千万ドルの金塊をNATO軍と民間人協力者によって発見奪還し、フランスへ返還する記者会見。
半分しかフランスへ返還しなかった。
上官の兄が金融業界人で換金した残りの半分をネイビーシールズの5人。ヘリコプター操縦2人、女性、上官で山分け。
小切手を渡してく上官。
ネイビーシールズたちに渡されたのは、ちらっとしか見えなかったけど一人あたり3500ドルくらいだった。
上官は良い男で、女性にほぼ1億5千万ドルの小切手を渡す。
彼女はボスニアの復興のために活動する民間人だったから。
ネイビーシールズたちは、小切手を女性に手渡す。
そんなさっぱり爽やかな結末。