クリント・イーストウッド主演監督作品
サンクションってのは制裁、アイガーってのはスイスの山。
スイスの山を舞台にしたアクション映画かと思ったらそうでもなかった。
なんだろう。
特にこれといった意味がないっていうか、なんだかよくわからない。
アイガーの登山のシーンの景色は綺麗だった。
雄大な山の中の小さい人たち。
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ヘムロック教授は暗殺者。
ＣＩＡに雇われていたけれども、引退して美術教授。
暗殺者の時にため込んだお金で絵画を購入している。
情報局のボスであるドラゴンに暗殺を依頼される。
盗まれた情報を取り戻して欲しい。
報酬は絵画とお金、手にしてる絵画を合法的に入手した証明書。
このドラゴンってのは、光に過敏で目が見えず、年に２回血を入れ替えている。
赤い照明の部屋で暮らしている不気味な存在。
報酬と暗殺のターゲットがヘムロックの信頼していた仲間を殺した男たちったので依頼を引き受ける。
まずは一人目。配管をよじ登って窓から侵入。拳銃でねらいをさだめて手下を殺したが、ターゲットにもの投げられて銃を落としてしまうけど、殴って蹴って窓から突き落とす。
サプレッサーもないし、突き落とした男が死んだか窓から顔出し確認しちゃう。
誰かに見られたらどうすんの？暗殺って感じではなくターゲットを始末。
もうひとりは「アイガー登山隊の中の足が不自由な男」という情報を手掛かりにアイガーへ。
その前に登山の勘を取り戻すための訓練でアメリカの砂漠と岩の中へ。
登山仲間のベンに言われてジョージという褐色肌の先住民族っぽい雰囲気の女性とランニング。
足が速くて追いつけない。ジーパンにデニムシャツでランニングしちゃうヘムロック。
ジョージはデニムのハーフパンツ。シャツのボタンをはずして前で縛ったセクシーウェア。
崖を登って来いと手振りでしめすが体力ないヘムロックに対して、シャツをほどいてノーブラでおっぱい見せる。気力回復のヘムロックは崖を登る。
いよいよ、アイガー出発前日。
部屋にやってきたジョージは、突然服を脱いで全裸。
ノーブラ、ノーパンでやってきた。
行為が終わったら注射器もって襲い掛かってくる。
ヘムロックは電話で助けを呼んでジョージは別室へ。
マイルスっていう諜報員に雇われていた。
こいつは情報を渡す段取りをした男だけれども手はだしていない。
ヘムロックは車でお出かけ、追いかけてきたマイルスのボディーガードを撃ち殺し、マイルスを乗せて砂漠の真ん中へ。そこへ放置しマイルス死亡。
いよいよアイガー。
フランス、オーストリア、スイスだったかな？ヘムロックを含めて四人が登る。チームリーダーはベン。
登山中に天候変化で下山することに。
ひとりは落石、二人は滑落して死んでしまう。
ヘムロックも滑落しそうになるが、ベンの助けで九死に一生を得る。
しかし、ベンが足を引きずっている。
寒さで古傷が痛み出した。
こいつが追っている男だと気が付いたヘムロック。
彼は娘が麻薬中毒でマイルスに世話になったから協力したと告白。
ヘムロックは許してしまう。
終わり。
ドラゴンから電話がかかってきて、誰だからわからないから登山中に三人殺したのは素晴らしい。
アイガー登山中にドラゴンの遣いの男と女の会話で、情報は盗まれたけど本物ではなく偽物。
金を受け取って渡した。取返しに来ないと敵に怪しまれるのでヘムロックを送り込んだ。
そうなるとドラゴンが金儲けのための自作自演の作戦だけど、登山で死んだ三人は一般人だったから敵はそれに気が付かない。気が付かなくっても偽物売りつけたから儲かってるからいいんだろうけど、それならヘムロックを送り込む意味もない。その経費無駄。
なんだかよくわからないっていうか、なんだったんだろうって話。
登山しなくたっていいんじゃないのかなとも思う。