シリーズ第21作品「カジノ・ロワイヤル」
6代目ボンドを演じるダニエル・クレイグ初登場。

武骨で殺気がすごい。
スパイというか殺しのライセンスを持ってる殺し屋って雰囲気がすごいダニエル・クレイグ。

オープニングは前作までのセクシーな女性が踊るシルエットではなくボンドが戦う3Dポリゴンみたいな感じ。

オープニング後のマダガスカルの工事現場追いかけっこがすごい。パルクールで逃げる男に壁を突き破りリフトをぶっ壊して降りたり、弾切れで男が投げつけてきた銃をキャッチして投げ返す。笑いもあり。大使館に逃げ込んだ男を追いかけ銃弾の雨の中を引きずり回す。

ディミトリオスの妻に声を掛けて、私の宿泊しているホテルは近いので一杯どう?と誘って車に乗る。ホテルの前を噴水を一周して近いのでと笑顔。そんなユーモアもあり。

ボンドガールは、エバ・グリーンだけれども、ディミトリオスの妻のビキニ、赤いドレスで抱き合いキスは人妻の魅力たっぷりでよかった。演じたのはカテリーナ・ムリーノというイタリア出身の女優。褐色のラテン顔で美しい。

エバ・グリーンは綺麗より可愛い感じ。大会参加前のメイクで白の部屋着姿が可愛い。ノーブラっぽくポチっとしてる感じもあり、その後の大会でドレス姿も細いスタイルでそれほどのセクシーさはなく、メイクは濃すぎて可愛い顔に似合ってない。すっぴんに近いメイクのほうが似合うんだと思う。大会二日目のドレスは胸の谷間しっかり、毒を盛られて心肺停止になったボンドの除細動器のスイッチ押した時もけっこうなボリューム。。その後、ベネチアで裸で抱き合い銀行へ行かなくちゃと赤のワンピースを着るシーンでも細いのに柔らかでスタイルよかった。ポーカー大会初日はドレスがよくなかった。

敵のル・シフルを演じたマッツ・ミケルセン。イケメンの中のイケメン。左目の白化は体調によって変化するのか、場面によって違いがあった。それはさておきイケメン。大した見せ場ってのはないけれどもイケメンだ。

女王陛下の007のようにボンドが女を一夜限りの快楽を求める相手ではなくて愛する女性と一緒になる選択をして悲劇を迎える。そこで終わらず黒幕の足を撃ちジェームズ・ボンドだと挨拶までしちゃう正義なんだけれども、行動は悪っぽいボンド。

Qはでてこないので、秘密兵器もなし。

ネタバレあり