前作「カジノロワイヤル」からの続編「慰めの報酬」

オープニングはセクシー女性のシルエットが復活。メインはボンドだけれどもこれでなくちゃボンドじゃない。

ダニエル・クレイグはスーツ、タキシードがよくにあう。
初っ端、車で終われるアクション、間を置かずに裏切り者を追跡しシエナの街の屋根から屋根へ飛び移りながら教会でのロープ吊るされアクション。ダニエル・クレイグは武骨で力強くてカッコいい。その後のボートアクション、飛行機、殴り合い、銃撃とアクション詰め込んだ作品。

ボンドガールはオルガ・キュリレンコ
ロシア人だけれども、褐色の肌。可愛らしいセクシーな女優。スレンダーな引き締まったボディラインが素晴らしい。アクションは最後に少しあるけれども、それほど見せ場なく。キスシーンはあるけれども、ベットシーンはなく。露出もタンクトップまで。ベットシーンというかベットで裸で横たわるのはボリビアの大使館職員のフィールズを演じたジェマ・アータートン。最初ボンドに誘惑されて、二度目は石油まみれの遺体。

今作も秘密兵器はでてこない。Qもでてこない。

話は善悪が相反する国家の利益に翻弄される諜報部員って感じ。前作で最初の殺人が描かれていたけれども、そこから何の躊躇もなかったけれども、暴力が抑えられない暴走しちゃうボンドが多くの人の死を経てMのいう事を理解しちょっとまともになる。

グリーンと手を組んでいたことを良しとしてなかった南米支局長の代わりに出世し局長になったライター。次作も登場するのだろうか。


ネタバレあり