ジェフリー・ディーヴァーの小説「オクトーバー・リスト」
リンカーン・ライムシリーズではない作品だけれども面白かった。

話は結末からはじまって時間が戻っていく形式で書かれているのだけれども、結末が最後にきているからその事件のきっかけが何だったのか?というラストを迎える。

結末が書かれている最初がドキドキの乱入の場面からだったので、時間がさかのぼって最後に冒頭の乱入後が描かれないと、消化不良で終わってしまうんじゃないかと思い読み進めると、当然、そんな事にはならずにしっかりと冒頭に結末が描かれていた。

上手い。
巧みな仕掛けに驚かされた作品だった。


ネタバレあり




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