リンカーン・ライムシリーズ第10作目の記念は、ちょっと異質。
キャサリン・ダンスシリーズの「シャドウ・ストーカー」でライムの右腕が動いていたけれども、今作品では行動範囲も広がってバハマに旅行へ行く。
それから、ライムシリーズの特徴である物的証拠の科学捜査が物語の半分くらいまででてこない。
とはいえ、そこまでが退屈ってわけでもなく、行動力が増したライムのキャラクターが今までにないから新鮮で面白い。
それに対して、関節痛が悪化するアメリア。彼女から行動力が奪われつつあるし、上司からストップがかかる窮地もあり、過去のシリーズにはない展開。




ゴースト・スナイパー


ネタバレあり。