ジャックとハンニバルの争いは、最終話も残り20分くらいから。
逃げ込んだジャック。
遅れてやってきたブルームが銃をハンニバルにつきつけるも弾はハンニバルが抜いていた。
二階へ逃げる彼女を追いかける。部屋にはいりドアを閉め、弾を込め直して撃つ。
その部屋の中に、ハンニバルが殺したと思っていた、アビゲイルが居てブルームを窓から突き落とす。
さらに遅れてやってきたウィル。
まだ息のあるブルームに、ジャックが中にいると知らされ、ハンニバルの屋敷の中へ。
アビゲイルを見て驚き。後ろからやってきたハンニバルに刺される。
ハンニバルはアビゲイルを呼び寄せ頸動脈を切る。
息も絶え絶えのジャック、ウィル、アビゲイル、ブルーム。
血まみれのハンニバルは、悠々と屋敷から出る。
最後の場面は、飛行機の中でシャンパンを飲むハンニバルと彼が診察を受ける女医のモーリア。
ものすごく後味が悪い。
気味悪い映像も多かったけれども、最後に盛大にやった。
知的で冷酷な殺人者のハンニバルらしいのだけれども、このサイコパスをとっとと捕まえてほしい。
後味悪くて、見たくもないけど、ハンニバルが捕まるシーンが見たいから、シーズン3はいつからだろう。
最初と最後だけ書いたけれども、捕まったウィルの無実にするために、ハンニバルは模倣犯をしたてていく。
自分にとって都合が悪くなってきたから、ウィルに罪を着せたけれども、彼には自分と似た部分があるから、共依存させて楽しく過ごしたかったからだろうけど、ウィルを無実にするために動く。
無実になったウィルは切り裂き魔はハンニバルだと主張。
ブルームはハンニバルと寝てしまい心を支配されつつあるのか、ウィルを信じられなくなる。
逮捕されても信じていたのに。
ジャックは、ウィルを信じ始める。
ジャーナリストのラウンズをウィルが殺した事にして葬儀をしたり、ハンニバルがウィルを殺そうと仕向けた男の遺体を解体して博物館に展示する事を許可する。その肉の一部をラウンズの肉としてウィルはハンニバルに提供し食べる。
ウィルがハンニバルへ心酔し、彼の生き方に共感し、生きていく事を求め。誰が誰を追いかけているのかよくわからない、ウィル、ハンニバル、ジャックの関係を清算する。すなわち、ジャックを殺す事を決断させる。
そんなおとり捜査、潜入捜査みたいなことを計画。
計画が成功しそうになるけど、ハンニバルの記憶の宮殿の嗅覚がラウンズの匂いを察知。
死んだはずのラウンズの匂いが、ウィルから感じられた。
ここまでは完璧にハンニバル逮捕計画が進んでいたのに、記憶の宮殿恐るべし。
そこでハンニバルは、ＦＢＩにウィルとジャックの違法な捜査方法をたれこみ、反撃開始。
ＦＢＩの偉い女性がジャックから銃とバッジを取り上げる。
ハンニバルを逮捕するためにジャックは彼の屋敷へ。
本来は多数のＦＢＩの包囲で、ジャックへの殺人未遂で現行犯逮捕したかったが、その計画は消滅。
単身乗り込んで死闘になる。
まんまと返り討ちにあってしまったジャック、ウィル、ブルーム。
ウィルは自身に不当な捜査、死体損壊で逮捕状がでたことを、ブルームから知らされてハンニバルに「ばれてる」と電話したんだから、そのことをジャックにも電話すればよかったのに。
チルトン博士がハンニバルに罪を着せられて殺される。
メイスンと妹のマーゴも登場。終盤で2人が物語に絡んではくるけど、ウィルがハンニバルに心酔していくきっかけみたいな感じ。メイスンのマーゴへの仕打ちに怒り、メイスンに暗示をかけて、自分の顔をそぎ落とし犬に食べさせるシーンは気持ち悪さはシーズン2で一番強烈。
チルトン博士を殺した、ハンニバルに監禁されていたジャックの部下だったＦＢＩ訓練生がもう少し活躍してもよかったんじゃないかと思う。