ジョン・トラボルタは狂気に満ちた悪役を演じるのがうまい。
今作では髭と髪型が変な感じで、もう少しなんとかならなかったのかとは思ったけれども。

陽気なニューヨーク市長で登場するけど犯人の素性、目的に気が付く有能さを発揮、ネズミに足をかじられて発砲してしまうESU隊員、登場してすぐに交渉失敗で人質が殺されてしまう交渉人、現金輸送中にトラックと交通事故で陸橋から落下してしまうパトカーなど、緊張が緩むというか、え?という展開があって良かった。

運行管理の通信担当で地下鉄占拠犯のライダー(ジョン・トラボルタ)と交渉することになったガーバーを演じたデンゼル・ワシントンは、懸命に職務を全うしようと頑張ってた。

ESUは地下鉄車両を取り囲んでたのだから、キャプテン・フィリップスのように、犯人それぞれに照準を定めて、すべての照準があった時に一斉に射撃という作戦をすればすぐに解決したのに。
ライダーは、最初は人質を窓際に立たせていたのに、途中から座らせて、人質みはってる男二人は立ってた。ライダーと元運転士は運転席に座ってた。そんな作戦を実行したら映画にならないんだろうけれども、もう少し警察頑張って欲しい。





ネタバレあり