ロジャー・ムーアが最後のボンドを演じた作品。アクションのキレは全然ないけれども何事にも動じない軽快さ飄々とした無敵な感じはスーパーヒーローっぽさがあってよかった。

オープニングはスキーウエアのジッパーを下ろすと007の蛍光色赤い文字。蛍光ペイントの女性が炎と風で舞い踊る。アクロバティックなスキー。時折、ボンドの銃撃。
しゃべくり007でゲストが出てくるときの曲だった。007のテーマソングも使用されているし、タイトルが007だからそうゆう繋がりがあるのだろうな。イントロはかっこいいけれども、その後はうーんって感じ。死ぬのは奴らだのポール・マッカートニーが一番だ。

エッフェル塔から逃げたメイデイを追って車に乗り込んだボンド。駐車場の出入り口にあるようなバーで上部が破壊されてオープンカー。車と衝突して前部と後部の二つに割れる。そんな派手な変なカーアクション。

ゾリンの屋敷で迎えに出てきたジェニー・フレックスを演じるアリソン・ドゥーディがカッコいい美人だった。その直後にヘリコプターから降りてきたステイシー・サットンを演じるタニア・ロバーツ可愛さ残る美人。後半、ボンドと行動を共にしてからは、お嬢様って感じのキャラクターで知的さはあまり感じさせないのはボンドガールらしさ全開。

ステイシーの屋敷のパソコンにアップルの七色?のマークがあった。初期型のマックなのかな?そのパソコンを操作するときの朝の姿がセクシー。胸元ガッツリ開いてる、短パンのピンクのサテンのネグリジェ。そんな突然のちょっとしたセクシーさがボンドガールらしさである。

ゾリンはメイデイと格闘訓練。メイデイはTバックレオタード。当然の流れでキスしていい感じになるけけど、メイクも髪型も奇抜すぎる。ベットシーンはなかったけれども、ボンドは誘ってメイデイは部屋に入っていったから、据え膳食わぬは男の恥ってやつだろうか。

ゾリンを演じたクリストファー・ローケンがカッコいい。静けさと不気味と狂気の良い悪役。それだけに漫画みたいなメイデイはいらない。美人のジェニー・フレックスとお似合いだし、もっとセクシーに起用してもよかったのに。

ソ連の女諜報員が色ぽかった。ボリショイで赤いバラを送ったという会話があったから、過去作品に出演してたりしてるのかな?大きなお風呂にのんびり一緒に入りたいな。ゴーゴリ将軍は何作連続で出演しているのだろ。今作も出演。

消防車に乗ってサンフランシスコの街を激走するボンド。まるで適役。なにもそんなに破壊しながら進まなくってもいいのに。コンエアー、ターミネーター3ってほどではないけれども消防梯子者アクションはこの時代からあったのか。

秘密兵器はでてこない。最後のMが操っていたウォーリーみたいな遠隔操作カメラつき階段上れるロボットくらいしかない。





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