ティモシー・ダルトンがボンドを演じるリビング・デイライツ。
軽薄な感じがしない軍人のような見た目は良い。鍛錬されてる感じが前任のロジャー・ムーアと大違い。当時41歳で若さもあり働き盛りって感じも良い。

ボンドカーのアストンマーチンがかっこよかった。キーと口笛の秘密兵器の使い方も良かった。ボンドでおなじみだったベットシーンはほとんどなくなり、二代目ボンドのジョージ・レーゼンビーのボンドのようだった。

冒頭船に飛び降り1時間後と伝えるが女がお酒を進められて2時間後にと訂正する女好きキャラは健在ではあった。

パイプラインのボリューム感満点の女性がつなぎのジッパーを下ろしてボスの気をひくために胸に抱き寄せる。力強く窒息しちゃうんじゃないかってくらい。それが最初のセクシーシーン。

マネーペニーの代わって2代目。可愛い美人で眼鏡も似合う。ちょっと透けてる白ブラウスもセクシー。その後に出てきたときは、黒シャツ。髪型も少し代わって美しい。

ボンドガールはカーラ・ミロヴィを演じたマリアム・ダボ金髪でおでこだしてるショートボブ。可愛らしい顔立ち。セクシーさも馬鹿っぽさもない。知的な雰囲気もないし普通に可愛いだけ。アフガニスタン空軍基地でカーラに脱げといって服に手をかけた看守長。引き下ろしてボタンがはじけ飛ぶかと思いきやそうはならなかった。マリアム・ダボはそうゆうセクシーさは似合わない。

ボンドカーの鍵、ラジオがPHILIPSだった。髭剃りメーカーとしての認識しかないので意外だった。

プーシキンが娼婦?と遊ぶホテルへ入ってボンドが居て、助けを腕時計で呼んで、ボンドはとっさに女性の裸にして部屋に入ってきた部下の気をそらしたけれども、上半身裸の女性の左後ろ姿で横乳、乳首まで見えていた。今まで見えていたシーンはなかったと思うけれども、女性の裸には厳しかった一線を越える時代になったんだな。きっとこの時代から日本のバラエティ番組も普通に上半身裸の女性が見られるときだったのだろう。厳しかったのが緩くなって再び厳しくなったのか。

ホイールからレーザーメス、橇、ミサイル、ジェットエンジン?がついてるボンドカーはアストンマーチン。