007シリーズ第17作。
5代目ボンド、ピアース・ブロスナンのお披露目作品。吹き替えがキン肉マンの神谷明だった。キン肉マンのイメージが強すぎる。ピアース・ブロスナンは濃いめの顔立ちでかっこいい。遊び人って感じが強すぎない上品さ、ラブシーンも似合うセクシーさ、アクションのキレもあっていい。彼が史上最高のボンドじゃないかと思う。ダニエルクレイグもいいけれども陽気さが足りないかラブシーンのお洒落さがない。そう思いながらダニエル・クレイグのボンドをみたらやっぱり彼が一番だなって思うかもしれないけど。

2年おきくらいに公開されていた007だけれども、前作から6年の間をあけて公開された本作は迫力が違う。映像技術、撮影技術、道具の進化ってのもあるんだろうけれども、冒頭のカーレースのシーンからすごくいい。戦車にのって街中ぶっ壊す、砲弾を発射しなかったのはやりすぎで許可がでなかったのかな。ラストの006との殴り合いは激しくて迫力があった。ほとんどのアクション映画の殴り合いは、出血、腫れ、痣はできないけれども、006はほどほどの出血があって臨場感もよかった。シャーリーズ・セロンのアトミックブロンドの殴り合いは出血、腫れ、痣が生々しすぎて痛すた。

ボンドガールのナターリア・シミョノヴァを演じたのはイザベラ・スコルプコ。
金髪ではなく茶色の髪色でショートヘア。可愛いより美人タイプ。知的な雰囲気で素敵。セクシーさはそれほどない。ロシアが舞台なので露出少なめの衣装。最後はキューバだけれども観光じゃないから目立たないようおとなしい服装。

そんなボンドガールより蟹ばさみが、閉め技が特異な006の相棒ゼニア・ザラゲブナ・オナトップを演じたファムケ・ヤンセンが色っぽい。

Mがジュディ・デンチになる。ボンドと討論するシーンの迫力満点でありながら、最後は生きて帰って来なさいって優しさ。

マネーペニーも新しくなり、ボンドが大好きでたまらないって感じではなく、今日はデートなんですなんて、ボンドを嫉妬?させる。







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