ニンテンドースイッチを買って遊んでいると本を読む時間を奪われてしまってなかなか読書が進まない。
この作品はなんだか頭が痛くなる雰囲気だったのが原因だろうけれども、時間は無限ではなく有限だかあ使い方を考えなきゃならない。

さて、貴志祐介の「我々は、みな孤独である」は久しぶりの長編。
最初はわくわくしながら読んでいたけれども、中盤から反社会的勢力との抗争が激化してグロテスクな展開になっていく。血みどろの描写に加えて前世、輪廻転生の話が加わって頭が痛くなってくる。深淵に触れて精神崩壊していく感じになるやばい小説なんじゃないかと思う。


ネタバレあり