ジェフリー・ディーヴァーのファイナル・ツイストを読み終える※ネタバレあり※

ネヴァー・ゲーム、魔の山に続くコルター・ショウが主人公の三部作のラスト。
ファイナル・ツイストでは、ショウの父親が戦っていたブラックブリッジと全面対決。

行方知れずだった兄も登場してきて、魔の山で出会ったヴィクトリアもでてきて活躍するシリーズ最後にふさわしい物語だった。

リンカーン・ライムシリーズと違って、節が細かくありひとつ前の節で振りがあって次節で回収するという小刻みな、どんでん返しってほど大きくない返しがって、それらが積み重なって時に大きなどんでん返しがやってくるという海外ドラマを見ているような展開でいい。



ネタバレあり

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最大のネタバレとしては、父親が調べていた事。
それが「エンドゲーム・サンクション」という文書。
この文書は、法人がカリフォルニア州の公職に就くことができるという法案が承認されたことを証明するもの。

この法案が承認された直後にカリフォルニア州で地震が発生し文書が行方知れずになっていた。
ニュースは地震関連になり、この法案が承認されたことを知る者はいなかった。
Ｐ220から法案に関して書かれている。

これを悪事をバニヤンツリーという企業がブラックブリッジに依頼して捜索させていた。
悪用されたら大変だとショウの父親たちは阻止するべく戦っていた。

結果は、文書をショウと兄が見つけるがブラックブリッジに奪われる。
バニヤンツリーが文書発見を大々的に発表し鑑定するが、奪わせたのは偽物。
本物はショウの父親の仲間でブラックブリッジに殺害されてしまった男の友人に手渡し、彼は焼却処分した。

兄がどんな組織でどんな仕事をしているのか、はっきり書かれていない。
訳者あとがきでシリーズ第４弾があるとのことで、その辺もそこではっきりしてくるのだろう。


ジェフリー・ディーヴァーのネヴァー・ゲームを読み終える※ネタバレあり※
ジェフリー・ディーヴァーの小説「魔の山」を読み終える※ネタバレあり※

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