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ジェフリー・ディーヴァーのネヴァー・ゲームを読み終える※ネタバレあり※ [本]

どんでん返しのジェフリー・ディーヴァーのネヴァー・ゲーム。
リンカーン・ライム、キャサリン・ダンスに続いてシリーズ化される懸賞金ハンターのコルター・ショウが主人公。

沈んでいく船内の女性を救出するために尽力するショウから始まり、そこに至る経緯を書いていって、救出できたのか?って展開。

捜査機関に所属しているわけではなく、単独で動いたり、捜査機関に協力したりで、自由度が高いので正攻法ではないやり方もしたりするし、そんなワイルドな男に惹かれる女とのやり取りもあったりする。ショウが犯人追跡に猪突猛進って感じ。
つまらなくはなかったけれども、科学捜査を基にして犯人に迫り、先回りするライムやダンスのシリーズのほうが犯人との直接的ではないけれども、攻防があるから好きだ。





ネタバレあり


連続殺人の犯人は、ジミー・フォイル。ナイト・タイム社というオンラインゲーム会社の創業者。
共犯はフォイルともに会社を創業したトニー・ナイト。二人は、ゲーム広告にフェイクニュースを入れて、政治家からの依頼を受けて対立候補を失墜させていた。それを人権活動家のヘンリー・トンプソンにすっぱ抜かれて記事にされそうだったので殺害。

そのために、ライバルというほど規模は大きくなく下火になっているゲーム会社のゲームになぞらえて拉致、殺害していった。木を隠すなら森の中って戦略で二番目の被害者。

ショウは警察に協力してて、フォイルを逮捕。
ナイトは広告を出していた有力政治家を頼りに国外脱出を図るが、ショウはフォイルに面会し、俺が刑務所に送り込んだやつらをそそのかしお前が刑務所で厳しい罰を受けさせてやるってな脅しをかけてナイトの居場所を吐かせ、ボディーガードに守られるナイトの屋敷へ潜入。

次はナイトを脅す。
懸賞金ハンターとして、国外逃亡したお前に懸賞金をかける。変装、整形したあらゆるパターンの顔写真。国内への連れ帰りに生死は問わない。48時間後に公開する。止められるのは俺だけだといって立ち去る。

根城にしているキャンピングカーに戻ったショウはナイトの自主のニュースを見る。

ショウをつけ回していた、連続殺人の犯人?とミスリードさせられていた男。
こいつはショウの父親の死に関係する人物で、ショウの父親の手紙を狙っていた。
ショウは手紙のオリジナルとコピーのありかを伝え解放される。もう一部のコピーは電力会社からの請求書の中に隠してあった。父親の死に関する事柄は解決しなかったので、それはシリーズ第二作以降ってことだろう。


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