特別、チェ・ゲバラのカリスマ性を感じられなかった。
むしろ、ゲバラを連れて、82人でキューバに乗り込み、キューバ革命を成功させてカストロのカリスマ性ってどんなんだったんだろうなぁって興味がわいた。

ゲバラのカリスマ性を感じなかったのは、物語のつくりが原因じゃないかな。
国連本部でのゲバラの演説とその前後?革命のポイントとなった時のインタビューを挿んである。
それはそれでいいのかもしれないけど、これといって彼について掘り下げてる感じもしない。
話が点々としていて、事前に知識がないとわからないのかな。
事前に知識があったとしたら、浅く感じてしまうのかもしれない。
思想の広がりがないっていうのか、物足りない。

革命に乗り出して、達成するまでを描いていったら時間がたりなくなって薄くなりすぎちゃったって感じ。

とはいえ、彼の「愛」「優しさ」の思想は伝わってきた。
戦いは銃だけではなく、文字の読み書きで守れるものもある。
そんな親身なお医者さんって感じのゲバラ。
彼が慕われたのはそんな理由なんじゃないかな。


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