映画ってのは映像主体の芸術表現作品なんだと思う。
だから、内容も大事だけど、やっぱり革新的な映像表現を用いた作品が大きく評価を得てもいいと思う。
「スピルバーグが監督すれば、つまんない脚本でも面白い映画が作れる。」
そんなような言葉があったはずだけど、娯楽大作がなんでもいいとは思わないけれど、映画史の分岐点的な表現をした作品の評価にしては寂しいな。
映画「アビス」で、CGのすごさを表現したキャメロン監督。
だけど、スピルバーグの映画「ジュラシックパーク」が、CGによる映画革命的な印象が強い。・・・たぶんアビスのほうが製作されたのは前だったはず。
ジュラシック~も作品賞受賞ならず。
今回は、3Dによる映画革命をやった映画「アバター」だったけど、受賞ならず。
壮大なスケールをCGで再現しちゃった映画「タイタニック」と同じように、脚本があんまりなぁって評論家の評価が勝ったんだろうな。
特別、キャメロン監督のファンではないけど、きっと振り返ったら映画「アバター」が、これからの映画の映像表現の変化の作品になるんだろうから、そんな作品にオスカーあげてもいいのに。
もちろん映画「ハートロッカー」も素晴らしい作品なんだと思う。
観ていないからなんともかけないけど。
CMをみても、結構、迫力ある映像なんだよな。内容もともなっていて、これは素晴らしい!ってなったのかな。
ところで、日本アカデミー賞は先週の金曜日に開催されたようだけど、どーだったんだろうか。
ニュースで伝えられないのは、テレビ局各局の製作の映画が多くって、それぞれの思惑が交錯したり、大きく宣伝し、ある程度儲けた作品しかノミネートされないなんて、レースって感じではなく年度末のイベントって感じだからかな。