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ジャック・カーリイの「髑髏の檻」を読み終える※ネタバレあり※ [本]

ジャック・カーリイのカーソン・ライダー
彼はカーソン・ライダーシリーズしか書いていないようだけれども、その最新作「髑髏の檻」
やっぱりカーソンはモテる。

作品ごとに違う女性と良い仲になるけど、次の作品では別れ。
今作品では交際って形とは違うのかもしれないけれど旅先で出会った女性刑事とベットイン。

それはさておき、今作品はモビール市警の事件ではなくて、休暇旅行で訪れた田舎町での事件に協力するというか、協力させられている。

髑髏の檻 (文春文庫)
髑髏の檻 (文春文庫)
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ジャック カーリイ
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どんでん返しでは、ジェフリー・ディーヴァーに匹敵すると言われているジャック・カーリイ。
今作品でも意外な結末ではあるけれども、ちゃんと伏線が繋がってくる。

なぜ?という疑問は残るけれども。
ストーリーは、連続殺人が発生。ジオキャッシングサイトに、=(8)=というマークで殺害現場が示されている。被害者の繋がりを探っていくと、過去の教育という名の少年たちによる地下格闘技が判明。

家庭に問題のある少年たちを教育すると集める。
劣悪な環境で、闘犬のように戦わせる。
その時の姿が、股間にプロテクターひとつの姿で、プロテクターに数字が書かれている。それがジオキャッシングのマーク。

その格闘技の関係者たちが殺されていた。
加害者は、少年の生き残りで、過激な格闘技団体に所属していた2人。
1人は、カーソンの兄ジェレミーと医療施設で同じになり、彼の言葉に感化され師としていた。

ジェレミーは他人をコントロールする事を楽しみたいが、警察、FBIがやってくると自分に捜査が及ぶのではないか心配。だからカーソンを声色をつかって、コテージの無料宿泊が当選したと誘い込む。

連続殺人を地元の女性刑事と捜査するカーソン。
彼女の叔父が、闇格闘技の指導する大佐と呼ばれる人物だとわかり、彼女が誘拐される。
兄が関与していると察知した彼は兄をFBIに突き出すぞ!彼女が連れて行かれそうな場所を聞き出す。
助けに行くがカーソンも檻に閉じ込められる。

彼女が闘犬に襲われそうになった時、銃撃音。
FBIがやってくる。ジェレミーがカーソンから切迫した印象で情報を求められたと伝える。
ちなみにジェレミーはカナダ人の大学教授と偽っている。

FBIに自ら飛込み協力する事で、自分の立ち位置を確固たるものにしたジェレミー。

事件は解決。


地元の女刑事が男口調。
イメージでは映画スピードのサンドラ・ブロックという感じで読んでいたのだけれども、そんなに男っぽくなくてもいいのに。田舎で刑事としてやっていくには男勝りじゃないとダメなのかな。

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