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サンドローネ ダツィエーリの「死の天使ギルティネ」を読み終える※ネタバレあり [本]

ジェフリー・ディーヴァー絶賛の「パードレはそこにいる」の続編「死の天使ギルティネ」

今作品も面白かった。
結末には驚いたけれども、三部作ならそれでいいのかなとも思う。
だけど、訳者あとがきで最終章に続くとわかるし、翻訳作品はいつ発売されるかわからないから、こういった結末は困る。全部翻訳されてから、パードレはそこにいるを読んで、楽しかったら第二、第三を読んだ方がいいと思う。


ネタバレあり



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結末はコロンバが刺されて、ダンテが連れ去られる。
連れ去ったのは、コロンバ、ダンテと一緒に捜査をしていた対テロ作戦部隊のレオ。
一週間後、レオは実在の人物ではないと判明する。


海外ドラマみたいな続編が楽しみですね!って結末。
発売予定日くらい書いておいてくれたらいいのに。

物語は列車テロが発生。
犯行声明はでるが、コロンバ、ダンテは違和感を感じて独断で捜査。
この事件の裏には、死の天使ギルティネと呼ばれる殺し屋、ソ連、ロシアが関わるスカートラという子どもを誘拐し教育している組織が浮かび上がってくる。

ギルティネは、組織の幹部を殺していた。
その殺人を隠すために、テロであったり、事故を偽装していた。

コロンバ、ダンテ、コロンバのチームの三人(そのうち一人はギルティネの犠牲になってしまう)、リオ。
スカートラの幹部の息子が母親の死により組織に入るパーティにー、息子を薬などで誘惑し婚約者として潜入。

そこへ駆けつけた、コロンバ、ダンテ、リオ。
ギルティネが幹部を殺そうとしたとき、リオがギルティネ、幹部を殺す。
一歩遅れてやってきたコロンバを刺し、ダンテを連れ去る。


ずいぶん端折って書いたけれども、最後に至るまでに、コロンバたちはドイツへ行ってネット記者に会い、そいつがギルティネと繋がっていてだまし討ちにあったり、スカートラ幹部でギルティネから殺されそうになり、大怪我を追ったが死を偽装して生き残っていた男に会いに行き、偶発的に殺してしまい、証拠隠滅でコテージに火を放ったりもあり。

ギルティネが自らが死んでいると思い込む病気で、包帯ぐるぐる巻きで厚化粧の不気味にな存在として異彩を放つ。悲しき殺し屋。


パードレの組織の全容解明されなかったのは、国家間の暗部があるから。
スカートラとパードレの組織の繋がりはどんなものなのか、すべては最終章で明かされるのだろうな。




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