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ジェフリー・ディーヴァーのスキンコレクターを読み終える※ネタバレあり※ [本]

スキン・コレクター
スキン・コレクター


リンカーン・ライムシリーズ最新作「スキンコレクター」
ディーヴァーのどんでん返しには慣れているというか、先の展開にきっとかかわってくるだろうなと思いながら読んでいっても、犯人だと思っていたやつが犯人ではあったのだけれども、そいつがあいつだとは予想つかなかった。あたえられてる情報をきっちり推測して、ディーヴァーの展開を予想できる人はいるんだろうけれども困難。


そんなスキンコレクターは、ライムシリーズの第一作のボーンコレクター事件が絡んでくる。
ウォッチメイカーもでてくる。冒頭でいきなりガッカリなスタートではあるんだけれども、そこはディーヴァーだから大丈夫だろうと思って読み進めていく。


ネタバレあり




スキンコレクターは、ボーンコレクター事件で誘拐され、その後ライムとサックスが救出したパムの恋人セス。
彼も民兵組織の一員で、野望を抱いていた。青年の時にであったパムの母親に政略結婚的な事を約束していて、それが現実であると思い込み、パムをライムとサックに洗脳から解き、民兵組織に妻として戻らせたかった。

そのためボーンコレクター事件に見立てた犯行を計画してもらう。
立案者は、ウォッチメイカーことリチャード・ローガン。
ローガンは逮捕されて刑務所から脱獄の見返りに立案をする。

小説の冒頭でローガンが心臓病で死亡してでてくるが、当然生きてる。
一時的に心肺停止になる薬を用いて、買収していた刑務官など関係者に出してもらう。

ローガンの計画は脱出する事で、セスの計画はパムを取り戻す事。
ライム関係って事で、ボーンコレクター事件を事件に取り入れた。

毒素で数字の刺青を掘る連続殺人→水道管の爆破しニューヨークを水浸しにするテロ→当局は主水道を止める→ボツリヌス菌を投入→主水道再開でニューヨークに死者がでる→水道停止でニューヨークは壊滅状態。

そんな計画。

これに対するライムたち。
途中でロン・セリットーが毒入りコーヒーを飲まされて、意識は回復したが障害が残る可能性があるとの事。
次作はどうなるのだろう。



ボーン・コレクター
ボーン・コレクター


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