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ジェフリー・ディーヴァーの真夜中の密室を読む※ネタバレあり※ [本]

リンカーン・ライムシリーズの第15作目
真夜中に他人の家に忍び込んで、メッセージを残す。
金品を盗んだり暴行はなし。一体何が目的なのか?

どこでも簡単に解錠しちゃうから、きっとライムの家にもやってくるだろうなと思って読み進める。

そんなライムは小説の冒頭で裁判の証人として出廷。
物証について証言するが、弁護士に言い負かされてしまう。
何という事だ。物証に関して完璧なライムが負けてしまう。
それによって、市長選挙を控えたニューヨーク市長は大激怒で「ライムとの顧問契約を解除しろ!」
顧問契約を解除されてしまって解錠師の捜査には公に参加できなくなってしまう。

だけど、こっそり証拠を二つづつ持ち帰りひとつをライムに提供。
アメリア、メル、セリット―はいつでもライムの味方。

あーだこーだと捜査があって、事件は解決。


ネタバレあり









ライムが裁判に負けたのはおとり捜査。
暗黒街の大物ヴィクトール・ブリヤックにに情報を流していた警察内部の人間をとっ捕まえるためだった。捕まったのは、ブレッド・エヴァンス警視監。内部捜査成功で市長からの信頼回復どころか恩まで売って、捜査で知り合った元警察官で汚職で逮捕歴のあるライル・スペンサーの復職をお願いする。
優秀な捜査官っぽいからきっと今後のシリーズでアメリアと共にアクション分野で活躍してくれるだろう。

解錠師(ロックスミス)の事件で必ず現場に置かれていたウィテカーメディアの新聞の切り抜き。
何か関係あるのかと聞き込みへ行くと、創業社長はメディアを売却、子供との関係悪化で行方不明が判明。

ウェルムという陰謀系動画配信者がロックスミスが逮捕されないのは暗黒政府が存在するからというような何だかわけわからない理由で煽ってる。

このウェルムというのがウィテカーメディア社長の姪。
陰謀論で大儲けできるメディアを売るなんて信じられない!と社長の息子を誘拐。
ロックスミスは陰謀論を煽るウェルムの自宅に殺意を持って忍び込んだが捕まって大金渡されて、ロックスミスは社長の息子キットと警察の捜査を誘導しようとする。

筋書きのラストはキットに親を殺させる。
社長を襲撃し、意識朦朧のキットをつれてきて偽装を開始。
そこへアメリア含めて突入版画やってきて事件は解決。



そんなお話。
こうして書くとなんかごちゃごちゃだけれども、ただ単に私のまとめる力のなさ。
昔のライムシリーズよりすっきりわかりやすくなった印象。
ずいぶんと読みやすくなった。


ロックスミス、ウェルム、ウィテカーメディアが本編。ロックスミスが別の殺人事件の犯人であるのが別件。ブリヤック関連も別件。

ロックスミスはライムの元へやってきた。
ライムに引っかけられて逮捕されてちゃうし、殺人事件の容疑者でもあった。




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