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「その女アレックス」を読み終える※ネタバレあり※ [本]

面白かった。
アレックスの立場が変わっていく展開が良い。
最後は可愛そうで悲しいけれども、真実より善が勝つがいい。


ネタバレあり。

その女アレックス (文春文庫)
その女アレックス (文春文庫)

誘拐されたアレックス。
誘拐事件を解決するために行動する刑事たち。
犯人を突き止めるが、逃走した男は自殺。
監禁場所は不明だったが、廃墟に落書きをしようとした男が警察に通報。
警察が駆けつけるが、アレックスはいない。

アレックスを探す刑事たちは、アレックスが誘拐犯の息子を殺していた事を突き止める。
彼女は、出会った男や女を殺していく。頭を叩き、気絶させ手足を縛り、口に硫酸を流し込む残虐な手口。
刑事たちはアレックスを誘拐の被害者から連続殺人の容疑者として捜査。

追い詰められたアレックスはフランスからスイスへ国外逃亡するために空港近くのホテルに泊まる。
そこで、洗面台に頭を打ち付ける異常行動にでる。

アレックスが発見されたと通報を受けた警察。
刑事が駆けつけるとアレックスが死んでいる。

アレックス殺害の容疑で警察に呼ばれたのはアレックスの異父兄。
彼はアレックスに性的虐待を加えていて、自分の友人にもアレックスを貸していた。
そして硫酸を性器に流し込んだ。

アレックスは自分を弄んだ男と女へを殺し、最後に兄への復讐のため兄に殺されたと見せかけて自殺をした。


結末は、ちょっと悲しいけれども、最初の監禁されているシーンのネズミ、アレックスの殺害シーンなどグロテスクだけれども、冤罪になってしまう兄は気の毒だけれども、エンタメのミステリー小説として面白い。



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