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翔田寛の「真犯人」を読み終える※ネタバレあり※ [本]

誘拐児を読んだ事がある翔田寛。
久しぶりに読んだのは、誘拐をテーマにした小説が好きだから。
この作品は、時効を迎えた児童誘拐殺人事件の被害児童の父の殺人事件の捜査。

だけれども、児童誘拐事件の捜査がほとんど。
41年前の事件を27年前の時効直前の特別捜査班による再捜査の回想という形式で書かれている。

事件解決の手掛りが41年前の誘拐事件に関連があるとにらんだ捜査官が、27年前に再捜査を指揮した元警視の重藤に話を聞く。

この2重のフィルターがかかっている書き方、謎がほどけ解けていく展開で良かった。


ネタバレあり



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