岡嶋二人「なんでも屋大蔵でございます」

なんでも屋大蔵でございます

• ショップ: 楽天ブックス
• 価格: 540 円

岡嶋二人の作品を続けて読んでいるのだけど、あんまり面白くなかった。
事件がゆったりとしている印象なのは、きっと文体が大蔵の語り口調になっているからだろうな。
大蔵がこんなこともありました・・・って感じで語りだすので、一件落着した後の雑談的な感じだからなのかな。

短編小説なのだけど、大蔵が全部主人公なのだけど、そんな中でも一番よかったのは、最後のお話。
結末がいい。暖かい終わり方だから。ってどの作品もそれなりに温かみのある終わり方なのだけど。

タグ：岡嶋二人 小説 なんでも屋大蔵でございます