誉田哲也の「硝子の太陽Ｒ」を読み終える※ネタバレあり※ [本]
誉田哲也の姫川玲子シリーズ最新刊。
「硝子の太陽Ｒ」は、アメリカドラマみたいな展開。
次のシリーズにつなげるために、結末に事件というか衝撃をもってきている。
まぁ小説だからシリーズで人気だから、そんな盛り上がり、姫川の警察官としての激動を与える効果はあるとはいえ、それしたら可哀想。
「硝子の太陽Ｎ」という歌舞伎町セブンを主人公？にしたジウシリーズと出版社を越えて連動している。
こっちの事件で未消化の部分が描かれているようなので読んでみようかと思うけど、ジウシリーズ一作も読んだことない。
ネタバレあり
ネタバレあり
結末。
犯人逮捕の時、姫川の上司の殺人犯十一係統括主任の林広巳が犯人に喉を切られて死亡。
重症でもよかったのにと思うけれども、勝俣に「姫川、お前は死神だ」と言わせたかったんだろう。
姫川の刑事としての生き方を左右する事件をつくりたかったのだろう。
それとも硝子の太陽Ｎのほうに何らかの形でかかわってくるのだろうか。
事件は、姫川シリーズのインビジブルレインと同じく。
同性愛が核心。これがどんでん返しというか、捜査の着目点がずれていたというところに生かしていればいいんだけれども、被害者は同性愛者ではなかったから、予想外の見え方にはなっていない。
28年前の一か惨殺事件。
未解決のこの事件に似た惨殺事件が発生。
28年前の事件を起こした犯人の孫が、今回の事件を起こしていた。
それを知った現在の事件の祖父は、28年前の事件を模倣した。
祖父は、酔っ払い駅への道を聞いた女性の家にあがりこみ、突発的にレイプ。
父、母、姉、妹を殺害。それぞれ肛門に発砲。そこから手を入れて内臓をかきまわす。
レイプの痕跡を消すため。
冒頭でこのシーンからはじまるから、どうして父親の肛門まで？と思ったけれども、三人をやるなら父親もと納得させられてしまったけれども、これが伏線だった。
孫は、同性愛者。
男をレイプしようとして待ち構える。その後、帰宅してきたアイドルの姉、母親を殺害。
祖父は、28年前の事件と同じく肛門から発砲。
犯人にたどり着いたのは、28年前の事件との関連に気が付いた姫川。
その事件が起きた管内の署長は、未解決事件の書類などを受け継いでいた。
日米地位協定で、犯人に迫っていたけど、突っ込めなかった。
その悔しさを、いつか晴らして欲しい。それを受けた姫川。
退役軍人となった男をしらみつぶしにあたっていく。
たどりついた28年前の容疑者。
張り込みをしている時、発砲音。
その家に突入すると、祖父が自殺。
孫の部屋で林が喉を切られるが確保。
二つの事件の繋がりに気が付き、殺されてしまったジャーナリストに関する事件を、勝俣が追っている。
その辺りが、硝子の太陽Ｎで明かされるのだろうな。
「硝子の太陽Ｒ」は、アメリカドラマみたいな展開。
次のシリーズにつなげるために、結末に事件というか衝撃をもってきている。
まぁ小説だからシリーズで人気だから、そんな盛り上がり、姫川の警察官としての激動を与える効果はあるとはいえ、それしたら可哀想。
「硝子の太陽Ｎ」という歌舞伎町セブンを主人公？にしたジウシリーズと出版社を越えて連動している。
こっちの事件で未消化の部分が描かれているようなので読んでみようかと思うけど、ジウシリーズ一作も読んだことない。
ネタバレあり
ネタバレあり
結末。
犯人逮捕の時、姫川の上司の殺人犯十一係統括主任の林広巳が犯人に喉を切られて死亡。
重症でもよかったのにと思うけれども、勝俣に「姫川、お前は死神だ」と言わせたかったんだろう。
姫川の刑事としての生き方を左右する事件をつくりたかったのだろう。
それとも硝子の太陽Ｎのほうに何らかの形でかかわってくるのだろうか。
事件は、姫川シリーズのインビジブルレインと同じく。
同性愛が核心。これがどんでん返しというか、捜査の着目点がずれていたというところに生かしていればいいんだけれども、被害者は同性愛者ではなかったから、予想外の見え方にはなっていない。
28年前の一か惨殺事件。
未解決のこの事件に似た惨殺事件が発生。
28年前の事件を起こした犯人の孫が、今回の事件を起こしていた。
それを知った現在の事件の祖父は、28年前の事件を模倣した。
祖父は、酔っ払い駅への道を聞いた女性の家にあがりこみ、突発的にレイプ。
父、母、姉、妹を殺害。それぞれ肛門に発砲。そこから手を入れて内臓をかきまわす。
レイプの痕跡を消すため。
冒頭でこのシーンからはじまるから、どうして父親の肛門まで？と思ったけれども、三人をやるなら父親もと納得させられてしまったけれども、これが伏線だった。
孫は、同性愛者。
男をレイプしようとして待ち構える。その後、帰宅してきたアイドルの姉、母親を殺害。
祖父は、28年前の事件と同じく肛門から発砲。
犯人にたどり着いたのは、28年前の事件との関連に気が付いた姫川。
その事件が起きた管内の署長は、未解決事件の書類などを受け継いでいた。
日米地位協定で、犯人に迫っていたけど、突っ込めなかった。
その悔しさを、いつか晴らして欲しい。それを受けた姫川。
退役軍人となった男をしらみつぶしにあたっていく。
たどりついた28年前の容疑者。
張り込みをしている時、発砲音。
その家に突入すると、祖父が自殺。
孫の部屋で林が喉を切られるが確保。
二つの事件の繋がりに気が付き、殺されてしまったジャーナリストに関する事件を、勝俣が追っている。
その辺りが、硝子の太陽Ｎで明かされるのだろうな。
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